サンタカウンセリングでのオウム返し

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カウンセリングの方向性を決めるのは質問

今回は、YSコンサルタントのメルマガより、西川さんによるYSメソッドでのカウンセリングのポイントです。

 

 

 

こんにちは西川精一です。本日もよろしくお願いします。

 

 

カウンセリングの方向性を決めるのは質問です。
質問の内容によって大きく左右されます。

 

カウンセリングで言えば第4段階。
質問の質によって相手の人が自分で答えにたどり着けるかどうかが決まります。

 

相手の欲求に沿った質問なのか、それともカウンセラーが訊きたいことなのか。
この違いは遥かに大きいものです。

 

 

欲求発見がとても重要です。
相手の言葉の中の欲求探しをしましょう、と提案しています。

 

相手の欲求が分からなければ話がどんどん横にそれて、広がっていくだけです。

 

欲求を見つけ、そこから逸れないようにすることが大切です。
サンタカウンセリングの第3段階です。
それがオウム返しなんです。

 

 

オウム返しというのは相手のキーワードをそのままの言葉を使って返すものです。
サンタカウンセリングのオウム返しは一般のオウム返しとは違います。

 

相手の言葉のキーワード、すなわち欲求を返していくというところです。
質問にしても、オウム返しにしても、セミナーの中ではお伝えする時間がほとんどありません。

 

今日は少しですがお伝えしています。

 

 

一般的な研修でもこの2つは取り上げられることがあると思います。
欲求発見が先で質問が後という捉え方はあまりないかもしれません。

 

欲求発見のための質問もありますが、複雑になるのでここでは省きます。
シンプルにいきます。

 

キーワードを見つけるためにどうするか。
それは、聴くということに尽きると思います。

 

色んなことを聴かないと、たくさんのことを話してもらわないと、相手の望んでいることが分かりません。

 

それがサンタカウンセリングの第2段階です。
それが相づちを打つことです。

 

相づちには威力があります。驚くほどです。
そのようにお伝えしています。

 

 

相づちの打ち方一つで心が開きます。
逆の場合ももちろんあります。

 

どんどん話したくなる相づちを打てたら
凄いことになります。

 

さらに、そのために何をするか。
それが黙って聴くことです。

 

サンタカウンセリングの第1段階。

 

自分が黙らなければ、どこで相づちを打てばいいのかも分かりません。
黙れば自然と聴く体制になります。

 

これが誰しも簡単なことではないんですね。
雑念を入れずに相手に耳を傾けられるか。
うっかりすると雑念が出てきます。

 

一見シンプルですが、本当は最もハードルの高いところからスタートしています。

 

でも、やろうと思えば誰でも出来ますね。
短い時間だったら出来ない人はいません。
それが誰にでも出来るという理由です。

 

今回はサンタカウンセリングの
ステップを逆の流れで見てみました。

 

ざっとこんな仕組みで出来ています。
ただ、これだけだと単なる方法論になってしまう可能性もあります。
ある程度は出来ます。

 

でもまだそんなもんではないですよね。

 

そこには前提として、目の前の方は元々素晴らしい、というものがなければ結果は大きく違ってくるはずです。
根底が違います。

 

心の仕組みは全員同じと言われます。
全員が同じものを持っているのですね。
ただ一人として違う人はいない。

 

元々完全完璧な人。
それはサンタカウンセリングとて同じです。
言ってみれは、それが0段階なんです。

 

段階さえも実は何もないところ。
サンタカウンセリングのテーマは「ゼロになる」です。

 

ゼロになることが目的ではなく、そこで初めてスタート地点に立ったということなんですね。
シンプルだけどやればやるほど深い。

 

サンタさんがプレゼントを与える様なカウンセリングです。

 

 

このことを体感してみたい方。
お待ちしています。
どなたでも大歓迎です。

 

「私には出来ない」と言われていた方ほど大きな変化を見せてくださっています。